アルコール依存症からの回復

仲間とともに生きていきたい。だって、アルコール依存症だから。

実は生きたがってた

中学校2年生の時でした。

学校の帰り道、

田んぼの稲が金色に輝いていて、

用水路沿いの道を、

ひとつのグループがかたまってあるいてる景色をみて、

その数メートル離れた場所を一人で歩きながら、

急に漠然と、

あー、私は幸せにはなれないんだな。

と思った。


それから、ずーっとその気持ちは心の中にありました。

自分でこんな予言をしていると、

そのとおりの人生になるんですよね。


そんな中、

親や、誰かに認められたい。

居場所がほしい。


という気持ちを抱えたまま、

むしろ、それだけの為に、

長いこと生きていきます。


恋愛も、

仕事も、

その2つを求めていたように思います。

固執しすぎて、

他が見えないくらい。





そのうちの恋愛の話をします。

仕事は難しくてうまく行かなかったんです。

恋愛においては、この2つが割と簡単に手に入ったように思います。



初めてお付き合いをした時、

この2つが一気に手に入ったんです。

沢山の人の中から、自分を選んでもらえた、

認められた。


安心できる居場所を得られた。


お互いに実家暮らしの学生でしたから、

攻撃を受ける実家には帰らなければならないけれど、

電車ギリギリの時間まで一緒にいてもらいました。

相手が好きかどうかよりも、

他人に認められる事、安心できる居場所ができたことが嬉しかった。

初めての、心が和む感覚。

当時の自分には生きてきた中の1番の幸せな出来事だったと思います。


しかし、別れが来るわけです。

居場所がなくなる、

誰からも必要とされない人間に戻る恐怖に襲われて、

苦しくなりました。

自分を含めて、認めてもらえる事もないし、

居場所もなかった。




だから、
なんとかまた、
この2つを満たしてくれる人を探すわけです。


あの、

認められた、
選んでもらえた、
居場所ができた、

あの感覚に心を奪われて、

出会いと別れの繰り返しをずっとしていました。


お付き合いしている最中も、まぁ飲んでますが、

別れて一人になると、

寂しいので沢山のみましたね。




誰にも求められなくても、

自分なんてなんの価値も無いどころか、

存在だけで迷惑な人間
マイナスな価値だなんて言われても、
思っても、

生きたかった。


死にたい、死にたいって簡単に口から出していたけれど、

実は、

楽になりたいという気持ちを、

死んだ経験もないのに、

死にたいといって表現してただけで、

楽しく生きたかった。


死んだら楽かどうかなんてわからないのにね。


死にたいってつぶやいてた。

ほんとうは、楽になりたい。

生きたい。

だった。


あれだけ苦しんで、

自分なんて存在価値ないと親も言っていて、自分でも言っていて、


それでも生きたいって、

結構その生きたいという気持ち、

強いんじゃないかなと。

溺れるほど酒飲んで、

なんとしてでも、生きたかったんだよなぁと思うんです。


今は、


仲間と知り合う事ができたら、

自分の居場所ができたと思えて、

安心しました。


そして、


自分で自分を認めるという作業をやっています。

こちらは、なかなか難しいのですが、

鏡に向かって笑顔で自分大好きと、

とにかく言えるまでにはなってきました。




やっと、求めていたものが手に入りつつあると、

視野がまた開けてきて、


楽しく生きるためには何をやろうかなぁー。

なんて、

考えられるようになったと思います。


みなさんのおかげです。

仲間に出会えて嬉しいです。


あんだけ、苦しい思いをしてでも生きてこれたんだから、

楽しく生きることも出来るのではないかなと思うんです。


一緒に、楽しく行きましょう。

いつもありがとう。

https://www.instagram.com/p/CGjFSQesUG8/
#アルコール依存症#共依存


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