アルコール依存症からの回復

仲間とともに生きていきたい。だって、アルコール依存症だから。

母親との共依存

https://www.instagram.com/p/CEVHmYJH1XT/
#共依存#アルコール依存症

私は母親と共依存でした。

母親より幸せにはなってはいけないと思っていました。

ずっと母親のそばにいなければならないとも思っていました。

母親のお友達役、世話役、ゴミ箱役、いろいろな役を私はこなしました。



姉よりも気に入られたい。

お父さんが、怖いからお母さんに守ってもらいたい。


という気持ちもありましたが、

お母さんの笑顔を見たい。

いつも眉間にシワを寄せている。

怒ってばかりいる。

自分はいつも不幸だと嘆いている。

そんなお母さんの笑顔を見たい。

思い出せる限りですが、

幼稚園の頃からわたしはずっとこう思っていました。


お母さんが嬉しそうにする時は、

代わりに家事をする時、肩をもんであげる時、

人の悪口を言う時、私を馬鹿にする時、批判する時、

嬉しそうに見えました。

幼いながらにも気づいてた。

たのしいはなし、うれしいはなしはきいてくれない。
わたしのおはなしをきいてほしかった。
じぶんをみてほしかった。



学校のお友達の悪口、意地悪をされた話。

いかに自分はバカか、アホか、ダメな人間かを語ること。

職場の人の悪口、自分が仕事でどんな失敗をするか一生懸命話しました。

母はいきいきと私を馬鹿にしました。
心配よーといいながら、
私のことを思うふりをして悪口を言われました。
登場人物の悪口もいいました。



母のパート先の変な人の話、馬鹿な人の話、自分は周りより優れている話、おとうさんがいかに酷い人間か、自分の姉の悪口、私のきょうだいの悪口........たくさんの悪口を聞きました。

たくさん共感しました。

あいづちはこれくらいでいいかな?
ちゃんと聞いているように見えているかな?

どんどん辛くなっていきましたが、酒を覚えてからは、お酒を飲んで頑張りました。

私の大事な作業は、お酒を飲みながらだとだいぶ楽になりました。




仕事先もお母さんが好きなところに決めました。

お母さんを喜ばせたいという気持ちもありましたが、

それよりも、

お母さんが好きな会社じゃないと、

何を言われるか怖かった。


あそこの家は高卒でバイトよ。だめね。

若くて一日働けるのに、20代でバイトなんてダメよ。

〇〇さんは、浪人までしたのに〇〇学校だ。

〇〇さんは、大学まで行ったのにあんな仕事をしてる。


そんな話を沢山聞いていると、

自分が決めた事をなんと言われるか怖かった。

就職した当初は嬉しかった。お母さんの夢を叶えたんだ!と嬉しかった。

しかし、
自分がその仕事をしたくて就職したわけではなかった。就職した時点で目的は果たされた。

仕事が上手くいくわけありませんでした。

転職をするというと、

あんたなんか、どこにいっても通用しない。
あんたなんか、どの会社もいらない。
贅沢言うんじゃない。
会社にしがみつけ。
お前は職場のガンだ。

と言われました。

私はこの会社で、一生過ごさなければならない。
と思いました。

どうすることも出来ませんでした。

お酒を飲んで、なんとか体を動かして、

なんとか駅に着いて、膝に手を当てて階段を登って、

なんとか、電車にのって行きました。

そんな状態では仕事するどころか、

周りに迷惑かけるだけでした。

「最近〇〇ちゃんのお母さんに、あってね〇〇へ務めているんですって、うちの子は〇〇よって言ってやりたかったわ。」

「あなたは〇〇大学よ。〇〇大学のあの子よりレベルが高いんだから。」

と、私が会社を辞めないようにいろいろな言葉を投げました。

本当にうんざりでした。


母親は、

哀れみ、恥、優越感、罪悪感などを植え付けることで、

私をコントロールする人でした。

私の中には母親に気に入られたいという気持ちが強くあったので、

きょうだい間でも、私は思い通りに動かしやすかったと思います。



親も親で同じようなことをされて育ったんです。

母親の性格は、祖母そっくりでしたし、

父親も自分の父親に殴られて育ちました。

だから仕方が無いことだった。





いや、本当は仕方が無いことだったとは言いたくはありません。

しかし、起こってしまったことは変えられません。



せめて私は、自分の子供には同じことをしないようにしようと思っています。



負の連鎖は自分で止めなければなりません。



気付かないうちに同じことをしてしまっているかもしれないと、怯えた事もあったけれど、

いつか、もし

ママに〇〇されて辛かったと言われたら、絶対に「辛い思いをさせてごめんね」と謝ろうと思っています。

あの時「人のせいにするんじゃない。気が済むならどうぞ悪者にしてください。」

なんて言わなければ、状況はまた違ったんだと思うからです。


本当に私のことを大切に思ってくれていたのなら、こんな事は言わないよねと.........


自分のことを大切に思ってくれているから厳しい事を言われるんだと長年こらえていたのに、

どんどん信じる気持ちが薄れていって、

首の皮1枚で繋がっていた信じる気持ちがもぎ取られた瞬間でした。





私は負の連鎖は起こさない。

ただ無意識のうちに息子に手渡してしまっていたら、

その事を息子に打ち明けられた時に、


辛い思いをさせてごめんねと、言おうと思います。

仲間に教えてもらいました。

子育てへの、怯えが全くとは行きませんが、

だいぶ無くなりました。


↓押してくださると励みになります。

アルコール依存症ランキング

にほんブログ村 メンタルヘルスブログ アルコール依存症へ
にほんブログ村


PVアクセスランキング にほんブログ村