ものさしを割った事がある。
私はいつも何かを批判していました。
相手の悪いところをあげては、
自分はまだマシだと言い聞かせて自分を慰めた。
相手の良いところを見つけると、
自分はまだまだ駄目だとか、
でもあの人にはこういう駄目なところがあるから、
やっぱり自分のほうがまだマシだとか。
母親と共依存していた時は、
よく母親とそんな話をしていました。
あそこのいえは、
あそこのこどもは、
どこ高だ?
どこ大だ?
これができない。
あれができない。
私の中のものさしは、
母親と同じだったので、
そんな話で長時間持ちましたが、
疲れもしました。
批判されないと自分がやっている事が正しいのか間違っているのか不安にもなりました。
母親との共依存をやめたい!
と思ったときに、
心の中でそのものさしを、力を入れて割りました。
そしたら、
心が壊れました。
目の前が見えなくなって、
何が正しいのか、何が悪いのかわからなくなりました。
同時に、
今まで使っていたものさしは、おおいに間違っていて、それを使っていた自分も責めました。
そうすると、
鬱になりました。
自分は間違っている。
そう思うと、
務めていた会社で、
ただ郵便物を仕分けることすら出来なくなりました。
これは誰に渡せばいいのか…
誰に渡すのが正しいんだ?
あれから約7年ほど経っています。
自分の中のイメージでいうと、
既存の自分をぶち壊して、
一から組み立て直すイメージで生きてきました。
なりたい自分になりたい。
好きな自分になりたい。
こんな自分になりたい。
それが、気づかないうちに、
あーまたこんな自分がでてきた。
あーまただめだ。
あーもっとこうしなくちゃだめだ。
結局、
気がつかないうちに、
批判、判断を繰り返し、
自分を責めまくっていることに気が付きました。
何が正しい、何が間違っている。
これらを手放そう。
そしたら、また少し楽になりました。
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