アルコール依存症からの回復

仲間とともに生きていきたい。だって、アルコール依存症だから。

仲間にしか分からない

AAに繋がってすぐ、お酒を飲まないある人にこんなことを言われました。

「誰だって大なり小なり悩みはある」

と、

言い方もあって、



悩んでいるのはあなただけじゃない。

みんな悩んでるんだよ。

だけど、お酒をのまれるほど飲んでない。

アルコール依存症になんかなってない。

悩みがあるのは生きているなら当たり前、

アルコール依存症になった理由にはならない。

とその人が思っているように私はとらえました。

私はその人にアルコール依存症ですとは言ったけれど、

それ以上のことは言っていません。

その言葉を聞いて、私は何も返していません。





あの一文で、私はこれだけのメッセージを受け取りました。

もしかすると、ちがう意図で発言をしたかもしれません。

ただ私の中で自分に対して思っている事が、

あの一文で刺激されただけかも知れません。

でも私はあのように捉え、

「あぁ、やっぱり誰も私の気持ちなんて分からないんだ。(旦那さん以外ね)」

と孤独を感じました。

両親もきょうだいもそれ以外の人も、わたしを馬鹿にしてきました。

あぁ、この人もだね。






2年くらい前までの私は、傷つくのがいやでたくさんの鎧を身にまとっていました。

視界ゼロで、近付く人に剣を振り回している状態でした。


小さい出来事ですが、

高校1年生のはじめでまだ皆が新しい環境にソワソワしている頃

「髪の毛切ったの?似合うね?」

と、いわれて

「は?別に嬉しくない。」

と睨みつける人間でした。

自分でもなんで、こんなことを言ってしまうのか分かりませんでした。

心に汗をかいているのは、確かでした。



そんな生き方はもう嫌になりました。

これからは、

鎧を脱いで、極端に周りに怯えること無く、自分の気持ちを伝えることにしました。

怯えずに相手の言葉をまっすぐ聞くことにしました。


でも、まだ急にトラウマがあらわれたり、

自分の中の何かが反応する事があります。

少しずつ減っては来ていますが、その恐れがまだあります。




自分で経験した事しか、分かりませんし、

同じ経験をしても、違うとらえかたをしているかもしれない。

良かれと思って言っていても、実は相手を傷つけている事があったり、逆の場合もあります。


多種多様なパターンの中怯えていたり、傷ついていたらきりがない。

でもやっぱり怖い........

まだ鎧を脱いだばかりだか仕方ない。



そんな中、仲間と関わるととても安心します。

アルコール依存症になった人にしかわからない気持ちを知っている。

皆さんは、私にとって大切です。

これからも一緒に生きていきたいです。

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#アルコール依存症#共依存


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